天下のwaves sound design suiteをenkiyositosi氏から譲り受けそれにバンドルされているあらゆる神ツールの中で今後オニギリワークスで確実に使うことになるだろうms matrixについて
waves ms matrixは通常のms処理と音の抽出方法が大きく変わり、手動のものに比べ随分簡略化されていて作業しやすい。
60~80トラック32bit編集での2mix吐き出しにはcore i7の環境でも結構な時間がかかり、手動ms処理で吐き出すトラックの数が参考の2mix,mono,LR+Lの計4ファイルを作らねばならない。
しかし、waves ms matrixでは一回の書き出しで生成が可能。
また、手動ではL,Rチャンネルは独立編集になるのだがms matrixではsideチャンネルとしてL,Rが一緒になっているのでプラグインインサートが楽。
ただ問題が一つ
これがどういう仕組みなのかわからないのだが・・・
ms matrixで吐き出したmid,side音源に触れずマスタートラックにmaximizerをインサートすると極端にピークが立つ。
自分のmixがクソなのは仕方ないにせよ手動のms処理ではこうはならなかった。
cubase付属のlimiterより優秀なwaves limiterでさえスルーしてしまうピーク。
試しにマスタートラックを吐き出し、手動のものと聴き比べてみると差は歴然。
ピークにビビってガンガン下げられたマスターのツマミにより音圧激減。
あらためてマスタリングに戻りなんとなくレベルが下がっている気がするmid,sideトラックの音量を上げてみるとピークは付かずに確かに音量、音圧だけ上がってくれた。
結果、手動と同じレベルの音量を獲得。
これほんと謎。
しかし解決法は見出せた。